【体験談】社会人からIT学習を始めて半年でインフラエンジニアに転職した方法🔥 ~子育てママのリアルな学習記録~


目次

「子どもがいても、文系でも、未経験でも、IT転職って本当にできるの?」

「子どもがいる私に、学び直しなんてできるの?」
「文系だし、数学も苦手。ITなんて一生関係ないと思ってた…」
「今さら新しい仕事に挑戦しても、失敗しそう…」

そんな風に、自分の可能性にふたをしていませんか?

この記事では、28歳・子育て中の主婦が、未経験から半年でIT企業の“インフラエンジニア”として転職に成功したリアルなストーリーをお届けします。

私の友人である「ゆかちゃん(仮名)」は、文系卒でIT経験ゼロ。娘さんを育てながらフルタイム事務職として働いていました。

そんな彼女が半年でリモートワークが可能なIT職に転職し、年収30万円アップ+柔軟な働き方を手に入れた道のりを、使用した教材・学習スケジュール・エージェント・面接の内容まで、すべて公開します。


第1章|挑戦のきっかけ「このままでは10年後も変われない」

子どもが生まれてから変わった「働く意味」

ゆかちゃんは、都内の中小企業で事務職として働く28歳のママ。
朝は5時に起きて朝食と保育園の準備、7時半に出発、9時から勤務、17時半ごろ退勤しすぐにお迎え、帰宅して夕食、お風呂、寝かしつけ…と毎日がノンストップ。

「毎日が精一杯で、自分のことを考える余裕なんてなかったです」

職場では子育てへの理解が薄く、子どもの急な発熱で休むたびに罪悪感。
給与も頭打ちで、「このまま10年たっても何も変わらない…」という焦りが彼女を包み込みました。


「在宅で働ける仕事があるよ」という一言が転機に

そんな彼女がふと私にこぼした相談。

「家でもできる仕事があればいいのに…」

そこで私はこう答えました。

「今って、在宅のエンジニアやWebデザイナーも多いよ。プログラミング、やってみたら?」

彼女はすぐに行動に移してくれて
その日の夜、「プログラミング 未経験」で検索し、Progateに登録しました!


第2章|まずはProgateと参考書で独学開始

使用した教材と書籍一覧📚

教材・書籍 特徴と使い方
Progate(プロゲート) HTML/CSS/JavaScriptをスライド形式で学べる。初心者に人気。
ドットインストール 短い動画で学べる。Progateで理解できなかった部分の補完に使用。
『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』 イラストと実例で理解しやすい。手を動かして覚えるスタイル。
『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』 初心者でもポートフォリオサイトが作れる実践書。Bootstrapも解説あり。
YouTube「しまぶーちゃんねる」 フロントエンド学習者に人気の動画。軽快なテンポでわかりやすい。

学習スケジュールと時間の確保術

ゆかちゃんはフルタイム勤務+育児という生活の中で、どうやって学習時間を確保したのでしょうか?

曜日 学習時間 内容
月〜金 22:00〜23:30 Progate、参考書、模写練習
土曜 4:00〜12:00の間2~3時間 実践コーディング(夫か祖父母が子どもを見る)
日曜 基本休み 家族時間 or 復習・動画視聴

「子どもが寝た後の1,2時間が唯一の“自分時間”でした」

半年で、リモート生活を絶対手に入れる!という気持ちで猛勉強!✨
この生活リズムで、2ヶ月でHTML・CSSの基礎、簡単なWebページの作成が可能に。
Bootstrapを使ってスマホ対応のデザインも体験しました。


第3章|JavaScriptの壁と、スクール無料相談で出会った“インフラ”という道

開発の難しさに直面。「私には向いてないかも…」という不安

Progateや書籍の課題をこなすことで、ある程度の達成感もあり
HTMLとCSSまでは、楽しく学習できていたそうですが…

JavaScriptに入ったあたりからしんどくなりました…😢

  • 関数と変数の関係が曖昧

  • if文、for文が複雑で理解できない

  • DOM操作を学んでも、ページに反映されない…

「エラーが出ても何が悪いのか分からない。ググっても専門用語ばかりで混乱しました」

勉強しても“手応え”が感じられず、辞めようかなと思いはじめ
ダメ元で無料カウンセリングを受けることにしました✨


TechAcademyの無料カウンセリングを予約してみる

「一人で悩むより、プロに相談したほうが早い。それで無理そうだったらあきらめよう」
ネットで調べて見つけたのが
TechAcademy(テックアカデミー) の無料カウンセリングサービス。

オンラインで30分〜60分。自宅から空き時間で相談できる仕組みです。

ゆかちゃんは、家事を終えた夜9時から面談を予約。
そこで出会ったのが、現役のインフラエンジニアをしている女性メンターでした。


「インフラエンジニアという道もありますよ」

面談では、今の学習状況やつまずいている内容をとても丁寧にヒアリングしてくれたそうですよ✨
その上で、担当者にこう言われました👇

「もし論理的なプログラミングが苦手なら、インフラの方が向いているかもしれません。現場でも未経験採用が多く、子育て中の方にも合いやすいですよ」


インフラエンジニアとは?

内容 詳細
主な仕事 サーバ・ネットワークの構築・運用・保守
主な技術 Linux、AWS、Docker、Apache、Nginx、シェルスクリプトなど
評価される力 正確さ、手順を守る力、仕組みの理解
キャリアの強み クラウド時代に需要が急増、文系でもなりやすい

開発が“作る”仕事なら、インフラは“支える”仕事。
私はずっと誰かを支えるような仕事をしてきたし
これからもそういう仕事をしたかったのかも…と、その説明に、ゆかちゃんは心が動いたそうです💛


「これなら私にもできるかも」新たな希望が見えた瞬間

「ロジックや演算より、手順通りに動かすことが得意。ミスを防ぐ慎重さは、事務経験でも培ってきた。もしかしたら、インフラの方が自分に合ってるかもしれない」

この面談をきっかけに、ゆかちゃんは 開発エンジニアからインフラエンジニアへキャリアチェンジすることを決意。

「TechAcademyインフラコース+AWSオプション」の申し込みを完了しました。


受講決定からスケジュール再調整

受講期間:8週間(延長オプション利用で10週間)
サポート内容:

  • 毎週2回のマンツーマンメンタリング(オンライン)

  • チャットで24時間質問OK

  • 実際に手を動かして構築課題に取り組む実践型カリキュラム

彼女は「スケジュール管理が命」と判断し、以下のように生活を再構成。

時間帯 内容
5:00〜8:00 子どもの準備と保育園送り&朝食&夕食の仕込み
9:00〜17:30 事務仕事(勤務)
18:20〜21:30 家事・子どもタイム
21:00〜23:00 学習時間(スクール課題 or メンタリング)
土曜午前 AWSハンズオン or Linux演習
日曜 予備日/復習・軽い学習 or 休息日

第4章|TechAcademyインフラコース受講と学習内容

週ごとの学習ステップと課題内容

ゆかちゃんが受講したのは、TechAcademy「インフラコース」+AWSオプション
教材はすべてオンライン。ブラウザ上の仮想環境を使ってLinuxやApacheなどの構築を実践していきます。

1週目:Linuxの基本コマンド操作

  • pwd / ls / cd / mkdir / rm などの基本コマンド

  • パーミッションの確認と変更(chmod / chown)

  • ファイルのリダイレクトとパイプ(cat / grep / less)

「黒い画面(ターミナル)でコマンドを打つのが怖かったけど、少しずつ“言葉が通じる”ような感覚になってきた」


2週目:ユーザー・グループの管理

  • useradd / groupadd などのアカウント管理

  • sudo権限とは?

  • ログイン履歴・パスワード管理

  • SSH接続の仕組みと公開鍵・秘密鍵の生成


3〜4週目:Apache/NginxのWebサーバ構築

  • Apache/Nginxのインストール

  • ポート番号の変更とファイアウォール設定(iptables / firewalld)

  • 仮想ホスト設定(複数ドメインの運用)

  • サービスの永続化と起動設定(systemctl)

「設定ファイルを編集して、ブラウザで『Hello World』が表示された時は涙が出そうなくらい嬉しかったです」


5週目:データベースサーバ(MySQL)との連携

  • MySQLのインストールと初期設定

  • ユーザー作成と権限設定

  • データベース作成・テーブル操作(SQL文)

  • Apache + PHP + MySQLの連携(LAMP環境)


6〜7週目:AWSの基礎知識と構築

  • AWSアカウントの開設

  • IAMユーザーとロールの違い

  • EC2インスタンスの起動、セキュリティグループの設定

  • S3バケットの作成とファイル管理

  • Route53でのDNS設定

「クラウドって聞くだけで難しそうだったけど、画面を触ってみたら意外と直感的で面白かった!」


8週目:構築課題+ポートフォリオ提出

最終課題では、以下の内容を含む構築課題を提出。

  • EC2でWebサーバを立ち上げる

  • SSH接続可能な状態にする

  • Apache + PHP + MySQL環境を構築

  • 自作のWebアプリケーションを公開

  • サーバ構成図を提出(draw.ioで作成)

  • READMEに手順・注意点・構成の工夫を書き込む


使った補助教材・実際に役立った本📚

書籍・教材 活用内容
『Linux標準教科書』 基本操作と考え方を理解するのに必須(無料PDFあり)
『ポケットスタディ AWS認定クラウドプラクティショナー』 試験対策に最適。図解も多く、短時間で網羅できる
Udemy講座『【2023最新】AWS入門完全攻略』 AWSハンズオンが豊富。初学者でも手を動かせる
Qiita記事/Zenn/teratail 構築エラーの対処やググり力アップに大活躍

「書籍で知識をインプットして、スクールでアウトプットする。この繰り返しが一番身についた!」

第5章|資格取得とポートフォリオ制作で「実績」を武器にする📂

なぜ資格を取ろうと思ったのか?

ゆかちゃんはスクールでインフラの基礎を学びながら、同時に「資格でスキルを証明する」ことの大切さに気づきました。

「未経験の私が企業にアピールするには、“ちゃんと勉強してきた”証明が必要だと思いました」

インフラ系のエンジニアは特に、資格が評価されやすい分野。
実務経験がなくても、資格取得+ポートフォリオが強力な武器になります💡


資格①:ITパスポート(国家資格)

学習期間:2週間

使用教材:

  • 『いちばんやさしいITパスポート』(SBクリエイティブ)

  • Web過去問道場(https://www.itpassportsiken.com/)

  • スマホアプリ「ITパスポート過去問道場」

勉強方法:

  • 平日:毎晩1時間、1章ずつ読書&問題演習

  • 土曜:3時間まとめて模試2回分

  • 本番:CBT方式で受験、90点超えで合格🎉

「知らない言葉ばかりだったけど、“試験に受かる”って経験が自信に繋がりました!」


資格②:AWSクラウドプラクティショナー(民間資格)

学習期間:5週間

長年勤めていた会社だったため、有給が25日ほどあり、有給をフル活用してこの学習にあてました✨

使用教材:

  • Udemy講座『【2023年版】AWS認定クラウドプラクティショナー完全攻略』

  • AWS Skill Builder(公式無料講座)

  • AWS公式模擬試験(2回分)

  • 『ポケットスタディ AWS認定クラウドプラクティショナー』(秀和システム)

勉強方法:

内容
1週目 AWSの全体像(サービス一覧・リージョン・可用性)を学習
2週目 EC2、S3、IAMなど主要サービスの詳細
3週目 セキュリティ、請求管理、ベストプラクティス
4週目 模試2回+過去問復習→本番受験

「スクールで触った内容が試験に直結してたので、理解が深まりました」


ポートフォリオの内容と構成

資格だけでなく、“手を動かして作った証拠”も必要なので、
AWS上にLAMP構成のWebサーバ+簡単な自己紹介ページを構築し、以下のようなポートフォリオを作成しましたよ。

使用した構成:

  • EC2:Amazon Linux 2

  • Apache:Webサーバ

  • PHP:簡単なフォームを設置

  • MySQL:DB管理(ログイン用)

  • S3:画像や静的ファイルのホスティング

  • Route53:独自ドメイン取得・DNS設定

READMEの中身:

  • システム構成図(draw.io使用)

  • 使用した技術スタック

  • 設計の意図や苦労した点

  • セキュリティ対策(SSH公開鍵・ポート制御)

  • 今後追加したい機能


「“この人、ちゃんと自分で作れるんだな”って思ってもらえるポートフォリオにしたかったんです」

GitHubにコード一式をアップし、URL付きのPDFにまとめて、転職活動で提出できる状態に整えました。

第6章|転職活動スタート:エージェント活用と応募準備💼

「そろそろ動こうかな」転職への第一歩は“相談から”

TechAcademyの受講が終わり、資格とポートフォリオも揃ったゆかちゃん。
次は、いよいよ転職活動フェーズに入ります。

でも最初はこう思っていたそうです。

「何社に応募すればいいの?履歴書どう書くの?職務経歴書って何?って、わからないことだらけでした…」


使用した転職エージェント一覧(使い分けがポイント)

サービス名 特徴と使い方
@PRO人(アットプロジン) IT業界に特化。女性・未経験OK求人が豊富。アドバイザーが丁寧で安心。
Wantedly カジュアル面談で企業の雰囲気がわかる。意欲重視の企業が多い。
Green Web系ベンチャーが多い。スカウトが来るとやる気が出る。
doda 大手求人も多く、選択肢が広い。未経験OKの中途案件を一応チェック。

アドバイザーとの面談で聞かれたこと

@PRO人で担当になったアドバイザーからは、こんなことを聞かれました。

  • なぜインフラエンジニアを目指したのか?

  • どのような学習をしてきたか?

  • 子育てと仕事の両立はどう考えているか?

  • 通勤可能なエリア、働き方の希望(フルリモート?時短希望?)

  • 企業選びで大事にしたいこと(規模・文化・成長性)

「最初は“求人ください”って気持ちだったけど、話していくうちに自分の希望がどんどん明確になっていきました」


職務経歴書・履歴書の書き方

ゆかちゃんは事務経験しかなかったので、工夫した点は以下の通り👇

職務経歴書の工夫:

  • 【職歴】として事務職での実績を記載(業務改善・社内PCの管理など)

  • 【IT学習歴】として、スクールでの内容/取得資格/使用ツール/構築物を記載

  • 【自己PR】に、「育児と両立しながら継続力を発揮したこと」「わからないことを調べ、周囲に相談する力」を記述

使用ツール:

  • Google Docsでテンプレ編集

  • 職務経歴書はPDF化、GitHubリンク付き

  • WantedlyやGreenではスカウトを意識してプロフィールを充実化


実際に応募した社数と通過率

項目 数値
応募社数 46社
書類通過 7社
一次面接通過 7社
最終面接まで 3社
内定獲得 1社(希望条件に最も合致!)

企業は、都内に本社を置く社員数30〜100名の中堅SIer。
クラウド案件に強く、社内に女性エンジニアも複数在籍していました。

第7章|内定獲得までの面接とリアルなやりとり👩‍💻

面接ってどんなこと聞かれるの?未経験者向けの質問傾向

ゆかちゃんが実際に受けた面接は、Zoomによるオンライン面接が中心でした。
1次面接は人事+現場エンジニア、2次は部門責任者との面談という構成が多かったです。

主に聞かれた質問内容:

  • なぜインフラエンジニアを選んだのか?
    → 開発と迷った末、自分の特性やスクール相談でのアドバイスを通じて、インフラの方が適していると感じたことを説明。

  • どのような学習をしてきたか?
    → スクールでのLinux構築、AWS環境での実践、課題内容と得た知見を具体的に説明。

  • 実務経験がない中で、どうやって業務に対応する?
    → 常に手順書を残す、わからないことはすぐに相談する、SlackやNotionなどの社内ツールを使って自走する姿勢をアピール。

  • 家庭との両立はどう考えているか?
    → 保育園の時間と自宅リモートの調整をどう行っているか、夫との分担、急な発熱時の対応方法も説明。

  • 今後どのようなキャリアを築いていきたいか?
    → まずは現場で構築や運用のスキルを身につけてから、クラウド設計や自動化ツールの習得を目指したいと前向きなビジョンを提示。

「正直に“わからないことはありますが、必ず調べて学びます”と伝えました。自信のなさを隠すより、正直な方が好印象だったと思います」


逆質問で好印象だった内容

面接の最後、「何か質問はありますか?」と言われた時にゆかちゃんがした質問はこちら👇

  • 「新人エンジニアに求めるスタンスや行動って、どういったものでしょうか?」

  • 「チームで働く上で、重要視されるコミュニケーションのポイントはありますか?」

  • 「業務外でのスキルアップはどのようにサポートされていますか?」

どれも“働き方に前向きな姿勢”が伝わる質問で、非常に良い印象を与えられたそうです。


内定獲得!そして感じた“やってよかった”の気持ち

第3志望だった企業からは、最終面接直後に内定連絡が来ました。
しかも、時短勤務+週3リモートOK+育児サポート制度あり!

「正直、泣きました…。ここまで来れるなんて、想像していなかった」

育児中というハンディを理解し、スキルアップにも前向きな企業とのご縁がつながり、ゆかちゃんは正式に入社を決定します。

第8章|入社後の働き方と1日のスケジュール公開📅

働き方:週3リモート+時短勤務の理想スタイル

内定をもらった企業は、社員数70名ほどの中堅SIer(システムインテグレーター)。
インフラ事業部には20代〜40代まで幅広い世代のエンジニアが所属しており、女性エンジニアも4名在籍していました。

働き方は以下のとおり:

  • 勤務時間:9:00〜16:00(時短正社員)

  • 週3リモート・週2出社(保育園の送迎に合わせて調整OK)

  • Slack・Zoomでチームと連携

  • 社内IT研修あり・書籍購入制度あり

「“子育てしながらスキルアップできる環境”って本当にあるんだ…!って感動しました」


実際の業務内容(1ヶ月目〜3ヶ月目)

期間 業務内容
1ヶ月目 サーバ監視業務のOJT(Zabbix/Nagios)、先輩の作業ログをチェック
2ヶ月目 サーバ設定変更(簡易なもの)、スクリプト実行、障害時のエスカレーション対応
3ヶ月目 Apache/Nginxの構成変更補助、AWS EC2の作業記録作成、チームレビュー参加

使用ツール一覧:

  • OS:Amazon Linux 2、CentOS 7

  • クラウド:AWS(EC2、S3、CloudWatch)

  • 監視:Zabbix、CloudWatch Logs

  • チーム連携:Slack、Zoom、Notion、Backlog


ゆかちゃんの1日のスケジュール(平日)

時間帯 内容
6:00 起床、朝食づくり、娘の保育園準備
8:00 保育園送り、帰宅してリモート勤務開始
9:00〜12:00 午前業務(監視ログの確認、MTGなど)
12:00〜13:00 昼食・休憩(子ども不在での貴重な静かな時間)
13:00〜16:00 午後業務(タスク対応、チャット確認、日報)
16:30 保育園お迎え・買い物・帰宅
17:30〜21:00 夕食、お風呂、寝かしつけ
21:30〜22:30 自主学習 or ドラマ鑑賞でリフレッシュ

「“ワーママ”でも、“ITエンジニア”でも、自分のリズムで働ける。あのとき勇気を出して学習を始めて本当に良かったです」

第9章|ゆかちゃんの感情の変化と振り返り📝

「私には無理かも…」から「やってみようかな」への第一歩

学習を始める前、ゆかちゃんはITのことをまったく知らない「完全な初心者」でした。
コードも書いたことがないし、ターミナルなんて“映画のハッカーが使うもの”くらいのイメージ。

でも最初に「Progate」で“Hello World”が表示されたとき、こう感じたそうです。

「あ、動いた!って。それだけで、“ちょっと楽しいかも”って思えました」

どんなに小さくても「できた!」の体験が、不安の壁を少しずつ壊してくれたのです。


「子育てしながら、ちゃんとやれる?」という葛藤

勉強する時間は、夜しかありませんでした。
疲れていても、パソコンを開く。子どもが寝つかなくて、学習時間が取れない日もある。

「“今日は無理かも…”って日も正直たくさんあった。でも、週5じゃなくて“週3できればOK”って自分に言い聞かせてました」

すべてを完璧にこなそうとせず、「できる範囲で継続する」ことが、モチベーション維持のコツだったそうです。


「向いてない」から「向いてるかも」への気づき

JavaScriptの壁にぶつかり、「やっぱり無理かも…」と悩んだ日々。
でも、スクールの無料相談で自分に合った道を見つけられたことが転機でした。

「“開発じゃなくても、IT業界で働ける”って知った瞬間、選択肢が広がった感じがしたんです」

自分に合う環境・職種・学習スタイルを選ぶことが、長く続けるための秘訣だと気づけた経験でした。


「自分で人生を動かせた」達成感と次の目標

半年間の努力が実を結び、インフラエンジニアとしての第一歩を踏み出したゆかちゃん。
でも、彼女はここで終わりではありません。

「今はまだ“できること”が限られてるけど、次は設計や自動化の分野も挑戦したい。子どもにも、“お母さん頑張ってる”って思ってもらえるように、ずっと成長していたいです」

第10章|まとめ|半年で人生は変えられる🌈

ゆかちゃんの6ヶ月間は、決して“楽”ではありませんでした。
子育て・仕事・家事・学習、すべてをこなしながら、「本当に転職できるのか?」という不安と戦い続けた日々

でも彼女は、最初の一歩を踏み出しました。
その結果——

  • 会社に依存しないスキルが手に入った

  • 家族と過ごす時間も大切にできる働き方を実現した

  • 自分の可能性を、自分で証明できた

「母でも、文系でも、未経験でも、“やってみる”って大事なんだと気づけました」

この記事をここまで読んでくださったあなたにも、きっと何かの“気づき”があったはずです。
変化は、一歩踏み出した人にだけ訪れます。


✅ ゆかちゃんが実際に使った教材・サービスまとめ

📚 学習教材・書籍

教材・書籍 内容
Progate HTML/CSS/JavaScriptの基礎学習(スライド形式)
ドットインストール 初学者向けの動画教材(短時間で学べる)
『スラスラわかるHTML&CSSのきほん』 初心者向けの実用書。手を動かして学べる構成
『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』 レスポンシブ対応+Bootstrapも学べる良書
『Linux標準教科書(LPI-Japan)』 無料で配布されている定番のLinux入門書(PDF)
『ポケットスタディ AWS認定クラウドプラクティショナー』 AWS初心者に最適。試験対策として活用
Udemy講座(AWS関連) 実践的なハンズオン講座。キャンペーン時に購入

🏫 利用したスクール・サービス

サービス名 用途・目的
TechAcademy(テックアカデミー) インフラエンジニアコース+AWSオプションを受講
AWS Skill Builder 無料のAWS学習プラットフォーム
draw.io サーバ構成図の作成
GitHub コード公開+ポートフォリオ提出用
Qiita・Zenn 技術調査・学習記録用
ITパスポート過去問道場 資格対策サイト。スマホでも使える

💼 転職活動で活用したエージェント

エージェント 特徴
@PRO人(アットプロジン) 未経験・女性・育児中エンジニア支援に強い。面倒見のよい担当者が多い
Wantedly / Green 企業の雰囲気が伝わるカジュアル求人が豊富。スカウト機能あり

🎯 最後に|あなたも、“今”から始められる

転職って、「準備が整ってから」するものだと思っていませんか?
でも、実は転職活動のスタートラインって、“気になって検索した”その瞬間からなんです。

最初の一歩は、Progateを触ってみることでも、スクールの無料相談を受けてみることでもいい。
一度動けば、景色が変わります。


「半年でここまで変われるとは思ってなかった。でも、人生を変えるって、こういうことなんだって思いました」
—— ゆかちゃん(28歳・ママ・インフラエンジニア)

📩 無料で相談できるおすすめサービスはこちら:

🔹 TechAcademy
🔹 @PRO人